やまちゃん、かわち、わたりどりの三人で作ったリレーストです。公式に準拠した設定なのでお楽しみ下さい。
by yamakawatori
メイド・イン・カッシーナ展 2009.4.24FRi.-6.7SUN. 森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52F
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レシェル編です。
それではスタート!

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レシェルは1時間ぐらい建物にいた。トーアが全然帰って来ない。

「心配だな・・・・、様子を見に行こう」

レシェルは建物の外に出た。そこには1時間前とは違う殺風景な景色が広がっていた。建物は全て破壊され、マトラン達が倒れていた。意識はあるようだ。

「ひどい・・・誰がこんな事を・・・、そういえばトーアは?」

レシェルは村中探し回った。どこにもいない。
ふと後ろを振り返るとさっきの青色の怪物が立っていた。

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「お、お前は・・・?」

「・・・マトラン、まだいたか・・・」
そう言うと怪物はレシェルを掴み上げた。そしてレシェルを睨みつけた。

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「・・・人質にした方がいいかもしれない・・・」
そう言って怪物は森の方に歩いていった。


その頃、フィアーと怪物は交戦中だった。

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「ぐっ、片手なのに凄い力・・。」
フィアーはどんどん押されていく。

「おらおら!その程度か!」
怪物は容赦なく押してくる。
次の瞬間、フィアーの姿が消えた。

「何!? 奴はどこに・・・・!」

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フィアーは後ろに回っていた。
「今だ!」

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ズサッ

フィアーは怪物を切りつけた。
「よし・・・、やったぞ・・・」
フィアーは喜んだ。
だが倒れたのはフィアーだった。怪物は平気な様子で立っている。

「甘かったな。」


続く
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# by yamakawatori | 2009-08-08 17:47
今回はログナス編です。
前回のお話は「第十三話」をどうぞ。

シグ・コロ村。
そこで、風のトーア、シグエルとマクータ族の一味、ヴォグスが争っていた。
最初はシグエルに有利だったが・・・?
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「まずは一人目だな・・・!!!」

ヴォグスは汚い声で言い、彼女の首を締め付ける。

そしてヴォグスは何度もシグエルを殴りつけ、地面へ押し倒した。
もう一方の白い怪物は、その様子を見ながら快楽を味わっていた。

シグエルは完全に動かなくなり、地面に倒れたままだった。

「ミンチにしてやるぜ・・・」ヴォグスはトーアに最後の一撃を与えようと腕を振り上げる。




しかし・・・?
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何者かのキックがヴォグスの顔面にヒットし、ヴォグスはその場に倒れ込んだ。
そして次に素早く白い怪物の背後に回り込むと、再び強烈な回し蹴りを浴びせた。

謎の男「大丈夫かい?俺のパートナーさん・・・」

シグエル「お前は・・・」
必死に起きあがったシグエルは、突然現れた茶色のトーアに驚いたが、
すぐに彼が仲間のトーアであることが分かった。

シグエル「・・・タルマンか。今まで何してた!?危うく死ぬところだったぞ!!」


しかし、二人の背後で再び化け物達が立ち上がった。

「感動の・・・再会を祝うのは・・・まだ早いぜぇ!?」

ヴォグスが二人に飛びかかってくる。

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「お前は少し休んでな。こいつは俺に任せろ!」

タルマンはシグエルにそう言うと、ヴォグスに跳び蹴りを喰らわせ、遠くへ吹き飛ばしてしまった。
ヴォグスは素早く体制を立て直すと、再びトーアに向かってきたがすぐに倒されてしまった。

「貴様ら!!!おとなしくミンチになりやがれ!!!」

ヴォグスは唸り、暴れ始めた。

「どうやら勝負あったようだな」
タルマンはそう言うと、冷静さを欠いたヴォグスに回し蹴りを浴びせた。

ヴォグスはその場に倒れてしまった。
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ふらつきながらも体勢を立て直したヴォグスは、トーアと一旦距離をおいた。

シグエルも立ち上がり、再び戦闘に参加した。

睨み合うトーア達と怪物達。



先に動き出したのはトーア達であった。
一瞬出遅れたヴォグスは、トーア達に襲いかかろうと飛び出した。

しかし、白い怪物はそれを制した。
「まあ待てよ。戦いってのは頭を使わなきゃなぁ?」

ヴォグス「なんだよ、センドックス。てめぇはおとなしくしてろ!!!」

センドックス「面白い物を見せてやるよ、トーア」
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そう言ったセンドックスの左腕には、ログナスが捕獲されていた。



<続く>
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# by yamakawatori | 2009-07-30 17:45
今回はイクス編です。それではどうぞ。


一ヶ月前の出来事

マトランが一人薄暗くじめじめした建物の中で何かに没頭している。
マトランの周りには試験管などの実験器具が雑に置かれていて中に入っていた緑色の液体がこぼれていた。
部屋の中央にはいくつかのチューブのついた大きなボトルがきっちりと並べられていてぶくぶくと音を立てている。

マトランはパソコンを操作しながら

「こいつが完成したらトーアなんてあっという間に全滅だ。そしてこれでガズーも喜ぶだろうな。」

とうれしそうにつぶやいている。

相変わらずボトルはぶくぶくと音を出している。
マトランはボトルの前までよろよろと歩いていった。
そして、にやけながら

「あと少し・・・。」

とボトルを見つめながら言った。




イクスはいまだに迷っていた。
今までは歩いていれば何とかなると思い適当に歩き続けていたがツラガの家に着くどころかマトランにさえ会わない。
会うのはモグラのようラヒだけだ。
いつまでも地下にいても埒が明かないと思ったイクスはとりあえず地上を目指すことにした。
と言ってもどう行けば地上に出れるかがわからないので上り坂があったら上るぐらいのことぐらいしかできない。
歩き続けてると


ドォォォォォン!!!!!


天井が崩れるようなゆれと大きな音がした。

イクスは何事かと驚きながらマトランに会えるかもと期待して音のほうに向かって行く。
音の発生場所は思ったより近くすぐに着いた。
天井が崩れている。そして土煙の中から二つ影が出てきた。


<続く>
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# by yamakawatori | 2009-07-24 20:16
遅くなりました、第十四話です。
今回はレシェル編です。それではどうぞ。



見る見るうちに怪物の姿が変化していった。ネールは呆然と見ることしか出来なかった。

「これが・・・これが、本当の姿・・・!」

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その姿は刺々しいようでそうではなかった。ただ、前より強力なのは確かだ。

「ハッ、そんな姿が変わったぐらいで私を倒せるなんて間違いなんだよぉ!」
ネールはわざと強がった。勿論自分がピンチぐらい分かっているが、言葉が出ない。

「・・・本気でそう思っているのか?」

そう言うと怪物は凄いスピードで迫ってきた。
1秒も経たないうちにネールは怪物の触手に捕まってしまった。

「くっ、腕が・・、しかし!まだ足が・・・・・・」

足を動かそうとしたのに、動かない。足まで触手に・・・!

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「・・・・終わりだな・・・」
そう言うと怪物は衝撃波を放った。ネールはそれを喰らってその場にドサッと倒れた。


「・・・・手ごたえが無い・・・・」

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そこへ、もう一人謎の怪物がやってきた。容姿がとても似ているが色が違う。

「ふはははっ!トーアってこんなに雑魚なのかよ!」
その怪物は笑いながらそう答えた。

「・・・・もう倒したのか?」
青色の方は質問した。

「これからこれから♪早いとこ済ませて帰ろうぜ」
そう言うと怪物は早足で森の方に向かった。



一方、ここはネー・コロ付近の森。
レシェルと分かれた後、フィアーは森で休憩を取っていた。

「俺は村には入れない・・・・。」

そうつぶやいて黙り込んでいた。

「トーアが考え事かい?珍しいね」
そこへやってきたのはいつかの怪物だった。

「お、お前!」
フィアーは立ち上がって武器を構えた。

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「私にも名前があるのだよ。ナックレンサーという名前が」
怪物はためらうように言った。
「最も、私はこの名前に不快感があるが」

「そんなことはどうでもいい。ここから立ち去れ」
フィアーが言った。

「素直に立ち去るなんて敵のやる事ではないだろう?お前は私が始末する・・・」

そう言いかけたとき、怪物は吹っ飛んだ。そして木に当たり気絶してしまった。
そこにいたのはさっきの赤い怪物だった。

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「お前の出番なんてありゃしねーんだよ。」
そう言うとフィアーの方を向いた。

「お前さんがトーアか。随分と弱そうで」

「何!?」
フィアーは少し動揺した。

「お前の仲間達は俺達の仲間によって皆始末されているはずさ。」
怪物は得意げに言った。

「そして・・・・・」

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「お前はここで俺に始末されるんだよ!!」


続く
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# by yamakawatori | 2009-07-20 09:57


今回はログナス編です。
前回のお話は「第十話」をどうぞ。
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ログナスとシグエルは森の中を歩いていた。

果てしなく続くような入り組んだ道を進みながら、二人はお互いの文化について教えあっていた。
そして森に入って1時間ほど経過してから・・・。

シグエル「もうすぐ着くぞ」

そこはとても巨大な樹木がそびえ立つ村だった。
木の上にはツリーハウスのような小屋が沢山建っている。
どうやらそこにマトランが生活しているようだ。

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すると、正面から一人のマトランが走ってきた。
マトランはとても慌てているようだ。

マトラン「トーア!大変だ!」

シグエル「どうした!?」

「村に怪物が侵入してきた!!!」

シグエル「・・・!分かった。そいつは私に任せておけ。お前はログナスを連れて【タル・コロ】へ非難しておけ」

そう言うとシグエルはシグ・コロの奥深くへと走っていった・・・。
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しばらくして。

マトラン「さぁ、ここがタル・コロだよ」

案内された場所は、砂漠が果てしなく続く広い村だった。
シグエルの話では、この村はエイル・ディスト内で最も大きな村らしい。
周りには土で出来たマトランの小屋がちらほら見つかる。

ログナスはしばらく呆然とその光景を見つめていた。
すると、後ろからふと声を掛けられた。

「お~い!そこのお前!ちょっと待ってくれ~!」
走ってきたのはネーマトランだった。

ネーマトラン「お前、ここらじゃ見かけへん顔やな。何処から来た?」

ログナス「・・・えっと・・・ずっと遠いところです」
正直言っていちいち説明するのは面倒である。
適当にやり過ごしてさっさと泊まる場所を探そうと思っていた。

ネーマトラン(ヒサ)「俺の名前はヒサや。すぐそこで出店やっとんねんけど、良かったら来いよ!見るからに生活力なさそうやしな。俺の店やったらエイル・ディストで生活するのに必要なアイテムは全部手に入る!他にも非常用のアイテムやetc・・・」

ログナス「・・・・・。(良く喋る人だなぁ)」

ヒサ「えぇから付いてこい!」

ヒサは強引にログナスを引っ張っていき、自分の店へと連れて行った。
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ヒサ「どうや!ここが俺の自慢の店やで!」

ログナス「・・・!す、すごい・・・」

確かにヒサの店はなんでも揃うショップだった。
ウッサルクラブやディスク、数多くのツールが揃っている。

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ログナス「あ、この鞄・・・」

ヒサ「ああ、それかい。その鞄は正直言って売り物にならんぐらい痛んでるし、今なら格安で売ったるで」

ログナスは思った。
この鞄は、僕がマタ・ヌイ島で仕事をしていたときに愛用していた鞄とそっくりだ。
なにか運命的な物を感じる・・・。

ログナス「いくらですか?」

ヒサ「そやなぁ、とりあえず1500ウィジェットでえぇやろ」

ログナス「買います!」

即決だった。
ログナスは、この鞄を一生大事にしようと誓った。

そこで、ヒサは一つ条件を出してきた。
「その鞄を格安で提供した代わりに、ちょっと頼まれ事してくれんか?」

ログナス「なんですか?」

ヒサ「シグ・コロに住んでるお客さんが注文してた品が届いたから、届けて欲しいんや。ほら、これ住所な。そんでこれが品物。絶対壊さんといてくれや?」

ログナス「分かりました。任せてください」

ログナスはシグ・コロへ向かって歩いていった。
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一方、ここはシグ・コロ村・・・。

そこでは、シグエルとヴォグスが争っていた。

ヴォグス「お前はこの村のトーアか!?ミンチにしてやる!!!」

シグエル「ミンチになるのはどっちかな?化け物!!!」

二人は激しい攻防を繰り返していた。
しかし、状況はどんどんトーアに有利な方へ傾いていった。

ヴォグスは次第に追いつめられていく。
シグエルは怪物を斧ではじき飛ばし、エレメンタルパワーを溜めていった。

シグエル「そろそろトドメかな・・・」


ちょうどその時、ログナスはその現場に到着した。
彼はトーア達の戦いを一部始終見て、戦いの結果に安堵の息を漏らした。
ログナスがその場を後にしようとしたその時・・・。
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シグエル「・・・!!!」

背後から何者かが現れ、彼女の左肩に巨大な斧を振り下ろした。
シグエルはその場に倒れ込み、うめき声を上げる。
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ログナス「トーア!!!」

トーアの背後に立っていた化け物は、怪しい笑みを浮かべていた・・・。


<続く>
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# by yamakawatori | 2009-07-12 10:13
遅くなってすみません。イクス編です。


イクスはトーアロウグに連れられ村までやって来た。

ロウグ「さぁ着いたぞ!ココが俺の村、ロウ・コロだ!」

イクス「・・・ここが村?」

村と言われた場所は広い荒野に小屋が少し建ってるだけだった。

ロウグ「ああ、そうさ。正確に言えばこの下だがな。」

イクス「えっ?どういうこと?」

ロウグ「この村は昔から鉱物を採掘して栄えている。もちろん現在もな。だからマトラン達は基本的地下で暮らすようになったんだ。そしてその地下に繋がる道があの小屋ってわけだ。」

ロウグは説明し終わるとイクスと共に地下に降りていった。
地下は薄暗かったが結構な広さがあった。

ロウグ「ココからツラガの家まではあと少しだ。俺は用があるんでちょっと出かけなくてはならないんだ。だから悪いんだけどココから一人で行ってくれ。」

イクスは不安だったけれどずっと頼りっぱなしというわけにも行かないので
「大丈夫です。ありがとうございました。」と返事をした。

するとロウグは
「またあとでな!」と言って去って行った。

イクスはしょうがなく教えてもらったツラガの家に向かって歩き出した。
しかしいくら歩いてもツラガの家には着かずむしろどんどん暗くなっていく。
イクスは迷って地下の奥深くに来てしまった。

<つづく>
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# by yamakawatori | 2009-07-11 19:07
遅くなってすみません。今回はレシェル編です。
それではどうぞ。



「さあ、着いたぞ。ここがフィア・コロだ。」

レシェルは前を見た。そこは沢山のマトランが行き来している。まるで僕の住んでいた村みたいだった。門には大きく”フィア・コロ”と書かれている。

「さあ、中へ入れ。」
フィアーはレシェルを中に入れた。
「えっ、トーアは?」
レシェルは驚いたような顔でフィアーに尋ねた。しかし、フィアーは何も答えずレシェルを村に入れると、その場から去って行った。

レシェルは不思議に思いながら村の中へ進んでいった。


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村はにぎやかだった。いろんなマトランが歩いている。
レシェルはそんな中、ツラガがいるという建物に向かっていた。


しばらく歩いていると、

「そこのマトラン、ちょっと待って。」

と呼び止められた。振り返るとそこにはトーアがいた。フィアーとは別人だった。

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「あの・・・僕に用ですか?」

「ここでは見かけない顔だったから・・・・、ちょっとついて来てもらえるかしら。」

レシェルはついて行った。行った先には建物があった。
中に入るとトーアはレシェルを座らせて、事情を聞いた。レシェルは今までのいきさつを話した。

「・・・・・そう、大変だったのね。多分お友達は私の仲間達がきっと保護してくれていると思うからひとまず安心して。あ、私はネール。ネー・コロのトーアよ。今はちょっと用事でこっちにいるけど。」

レシェルはほっとした。あとの二人が無事だったら再開できる日も遠くない。

「あの・・・、ちょっと聞いてもいい・・・」

バタン!

扉が大きな音を上げて開いた。そこにいたのはマトランだった。慌しい様子だ。

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「どうしたの!?」
ネールが聞いた。

「ハア、ハア、・・・・・怪物が、村に・・・」

言葉は途切れ途切れだったが、内容は把握できた。

「そんな事が・・・?  ・・・分かったわ。レシェルはここにいて。」

そう言うとネールは飛び出していった。


村には怪物がいた。マトラン達を襲っていた。

「・・・・・ここのマトランはなってないな・・。」

そこへネールが来た。

「お前か!怪物っていうのはぁ!」
口調がさっきと一変した。

「・・・トーアか・・」

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「レシェルからも聞いたが、怪物はほうっておけねぇなぁ。」

「随分と気の荒いトーアさんで。」

そう言うと怪物はこっちに向かってきた。
すぐにネールが受けきる。

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「この程度かよぉ、怪物さん」

ネールは蹴りを一発入れた。怪物は吹っ飛んだ。しかし、すっと起き上がった。

「トーア・・・女のくせにやるな・・、俺を本気にさせたことを後悔させてやる・・!」

すると怪物の姿が変化していった。

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続く
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# by yamakawatori | 2009-06-28 22:17
今回はログナス編です。
前回のお話が気になる方は<第七話>をお読み下さい。

それでは第十話、スタートです!

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トーアと怪物はお互いにらみ合っていた。

しかし、先に動き出したのは怪物の方だった。


トーアは四本腕の怪物の攻撃をヒラリヒラリとかわし、背後をとって斧で攻撃する。
「その程度か?」トーアは相手を挑発する。

「やかましいわぁ!!!」怪物は怒鳴って暴れ出した。
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トーアの斧を受け止めた怪物は得意げに言った。
「貴様らトーアは近いうちに全滅する!今の内に死んどいた方が、仲間が苦しむ姿を見なくてすむぜ!?」

しかしトーアは全く怯まずに言い返した。
「私の座右の銘は【弱肉強食】!私の仲間がお前達に負けたのならば、それは我らが弱かっただけのこと。この世界は、強い者だけが生き残る!」

「・・・愚かな」怪物はつぶやき、トーアから距離をとった。
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「最も、私は仲間達がお前に屈するとは思っていないがな。私の仲間達は強いぞ?」

トーアは斧を高く振り上げ、エレメンタルパワーを集中させた。
体中のライトストーンが緑色に光り、斧は眩い光に包まれた。

トーアは高く跳び上がり、怪物に向かって斧を振り下ろした。

トーアの攻撃は怪物の脳天にヒットし、怪物は叫び声を上げながら光に包まれ、消えていった。

「お前が生き残れなかったのは、己の未熟さが原因だったな」
トーアは消える寸前の怪物を罵倒し、背を向けた。

「覚えてろ・・・!必ず復讐してやる・・・」

怪物は光の中に消えていった。
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トーアはログナスのほうへ向かってきた。

ログナスは内心(怖い・・・!)と思いながら、トーアに自己紹介をした。

「初めまして。僕はログナスと言います。助けてくれてどうも有り難う御座います」

トーアも自己紹介をする。
「私はシグエル。シグ・コロ村を守っている。お前は何処から来た?見かけない顔だが」

「僕はマタ・ヌイ島という島からやって来たんです。ある日時空の歪みが起きて気が付いたら・・・」

「もういい。退屈な話は好きじゃない」
彼女はログナスの話を遮り、付け加えた。

「もう夜だが、帰る場所は?」

「・・・ありません」

「そうか。なら私の村に来ると良い。みんな暖かく歓迎してくれるはずだ」
シグエルはにこっと笑い、ログナスを連れて村へと歩き出した。

















一方、トーアに敗れた怪物達。
彼らはボスのいる時空の中にいた。
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そこにはシグエルに倒された四本腕の怪物と、ロウグに返り討ちにされた巨大な怪物がいた。
二人とも傷を負っている。

「作戦は失敗だったな・・・お前はどうだった?」
四本腕の怪物が聞いた。

「あぁ、俺も失敗だ。この世界のトーア達は強いな。次会ったときは今度こそミンチにしてやる・・・」
巨大な怪物は答えた。

「そうだな。とりあえずボスの元へ行こう。傷の手当てと現状報告だ」

二人の怪物はさらに奥の闇の中へ消えていく。
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闇の奥深く。

その中に、彼はいた。



怪物達を指揮し、エイル・ディストを乗っ取ろうと企む男、ガズーだった。
ガズーが生物実験を終えた頃、ちょうどさっきの怪物達が帰ってきた。

「トーアに敗れたか」ガズーは聞いた。

「・・・ハイ。申し訳ありません。此処のトーア達は恐ろしく強くて・・・」
四本腕の怪物が答えた。

「次回こそはきっちりこなしてもらう。その時しくじったら・・・」


ガズーはゆっくり答えた。

「罰を与える」


ガズーはさらに奥の部屋へと歩いていった。
「ついてこい。ヴォグス、クリーク」

どうやら四本腕の怪物はヴォグスといい、四本腕の怪物はクリークというらしい。

クリークとヴォグスはガズーに着いていった。
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その部屋では、様々な実験が行われていた。

部屋の一部の壁が不自然に盛り上がっている。



「新たな作品の完成だ」


壁はねじれ、亀裂が入り、中から新たな姿の怪物が生まれてきた。
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メキメキと奇怪な音を立てて壁からはい出てきた怪物は、白い体色に巨大な斧を持っている。

クリークとヴォグスは、自分達もこんな恐ろしい形で誕生したのかと思うと、背筋がゾクゾクした。


新しく出てきた怪物はガズーに向かって言った
「生んでくれて有り難よ。ガズーの旦那」

ガズーは彼を迎え入れ、言った。


「ようこそ、血を分けた兄弟よ・・・」



<続く>
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# by yamakawatori | 2009-06-21 09:03
イクスは必死に走った。
しばらく走って2人がいないことに気づいた。

「あれ、2人がいないな・・・。どうしよう、はぐれちゃった。」

2人を探すにも怪物が怖くて引き返せず途方にくれた。

「このままじっとしていてもらちがあかない。とりあえず村を探そう。」

村を探し歩きつ続けてるとマトラン達が慌てたようにこちらに走ってきた。


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「助けてくれ!」とマトランは口々に叫んでいる。

状況が飲めないイクスは走ってきたマトランに尋ねた。

「何が起きてるの?」

マトランは慌てた口調で

「お前も逃げろ!殺されるぞ。」

と言って走り去って言った。

わけもわからず突っ立てるとこちらに向かってくる何かを見た。


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それは・・・怪物だった。
片手にマトランを軽々と持ちこちらに向かってきた。

「みんなこいつから逃げていたのか。僕も逃げなくちゃ。」

イクスは走り出そうとしたけどあまりの怖さに足が動かなかった。


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怪物は片手のマトランを潰し殺そうとしていた。

マトランが苦痛の叫びを上げる。
イクスの恐怖は増すばかりだった。


どどおおおお!


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地下からいきなりトーアが出てきた。
突然のことにイクスは驚きを隠せなかった。
怪物も驚きつかんでいたマトランを放してしまった。


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トーアは怪物に向かって

「来いよ、このでかぶつ野郎。それともマトランしか相手にできないのか?」

と言って挑発した。


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怪物は怒りながら

「トーアめ、ミンチにしてやるぜ!!」

と叫びながら殴りかかってきた。

トーアも斧を器用に操り怪物に応戦していた。
怪物は怒りに身を任せただ乱暴に襲ってくる。
一方、トーアは相手を挑発しながらも冷静に確実に傷を与えていった。

「そろそろ終わりにしようか。とどめだ!」

とトーアは言い力いっぱい斧を怪物の懐に振りかざした。

「ぐふっ」

怪物は重傷を負い逃げるように去って行った。


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トーアが腰を抜かしているイクスに手を差し伸べ

「大丈夫か?俺の名はロウグだ。よろしくな。」と言った。

イクスは手に捕まりこれまでの事情を話し村まで案内してほしいと頼み込んだ。
ロウグは快くこのことを引き受けた。


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そして2人はむらに向かって歩き出した。

<続く>
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# by yamakawatori | 2009-06-20 17:49
レシェルは怪物から逃れようと必死に走った。
何故かは分からないがとても暑い。そこまで長距離走っているわけでもないのに。
おかしく思って、レシェルは足を止めた。怪物はどうやら他の方向に行った様だ。

「はぐれてしまった・・・?それにしても暑いな・・・。」

夜なのにこんな暑さはあり得ないと思いながらレシェルは歩き続けた。この暑さ・・・タ・コロを思い出す・・・・。

しばらく歩いていると近くから音がした。

「何だろう・・・?」

レシェルは恐る恐る岩陰から覗いてみた。


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ラヒではなかった。トーアのような体つきをしているみたいだ。
どうやらぐっすり寝ている。

レシェルはほっとしてその岩に寄りかかった。

その時、目の前には何かがいた。そいつは見たことのあるやつだった。


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「こんなところにいたのか・・・。」

あの怪物だ、地上で、湖で、友を殺したあいつだ。

「な、何でここに!?」

「お前らの後を追ってきたのさ・・・、俺達はな」

レシェルは考えた。
(きっとさっきのやつはこいつの仲間なんだ。おそらくこいつの仲間はここにいるんだ。
だとすれば、この島は・・・・・・危ない!)


「考え事は済んだかい?それじゃあ、今度こそ殺させてもらうよ」

怪物は飛び掛ってきた。
今度こそダメだ・・・・・・そう思ったその時


ドス


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「ぐ・・・はっ・・」

怪物はその場に倒れこんだ。腹部に槍が刺さっている。

「話は全部聞かせてもらった。要するに、お前らは敵だな?」

レシェルが後ろを振り返るとさっきのトーアがいた。


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「き、貴様は・・・・・?」

「俺か?俺はフィアー、エイル・ディストのトーアだ!以上!」

二人は戦闘に入った。
レシェルはとりあえず、安全な場所に逃げた。

「なかなかやるようだな・・・、がしかし!」

怪物は素早く拳を出してきた。
しかしフィアーはいない。


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「何!?」

「隙がありすぎるぜ、怪物さん」

そう言って、フィアーは二つの槍を持って怪物に向かった。


「お前らみたいな連中にここを荒らされるわけにはいかないんだよ・・」

そういって怪物を切り裂いた。

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「ぐ、ぐあっ!!」

怪物は倒れた。

「す、凄い・・、これがトーア・・」

レシェルも唖然としていた。

「観念したか、この怪物・・」

怪物はいなかった。

「ちっ、逃げられたか、次こそは・・・」

「あの~、助けてくださって有難う御座います。僕はレシェルといいます。」

「見かけないやつだな、この島の者じゃないな。」

レシェルはこれまでのいきさつを話した


「・・・・つまり寝床が無いんだな。今日はかなり遅いし、野宿だ」

「の、野宿?」

レシェルは困った顔で言った。

「明日村へ行こう、ツラガとネールを呼んで話してみる」


続く
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# by yamakawatori | 2009-06-20 13:30

用語辞典2です。
今回はキャラクター紹介です。

レシェル
ガ・コロ村出身のマトラン。普段は真面目な性格。
イクス、ログナスと共にエイル・ディストにやって来た。
三人の中ではリーダー格。
以前、怪物に襲われたログナスを助けた事がある。
みんなとはぐれた後、タ・コロとガ・コロを合わせた様なエリアにたどり着く。

イクス
コ・コロ村出身のマトラン。
他のコーマトランと違い、天然な性格。
レシェル、ログナスと共にエイル・ディストにやって来た。
二人とはぐれた後、コ・コロとオヌ・コロを合わせた様なエリアにたどり着く。

ログナス
レ・コロ村出身のマトラン。
真面目で正義感が強く、三人の中ではまとめ役。
レシェル、イクスと共にエイル・ディストにやって来た。
二人とはぐれた後、レ・コロとポ・コロを合わせた様なエリアにたどり着く。

以上、主人公マトランでした。
続いて、現在登場しているトーアを二人紹介します。


クレア
氷のトーアで、クー・コロを守っているトーア。
大地のトーア「ロウグ」とパートナー関係を結んでいる。
しかし、あまり一緒に行動したがらず、一人で動く事が多い。
実はシグエルと仲が悪い。

シグエル
大気のトーア。シグ・コロを守っている。
絶対主義で座右の銘は「弱肉強食」
短気で怒りっぽく、仲間や友情といった言葉が嫌い。
一匹狼で仕事をきちんとこなすクレアを嫌っているらしい。
岩石のトーア「タルマン」とパートナー関係。


以上、トーアでした。
新しいトーアが登場するたび、随時更新していきたいと思います。


では。
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# by yamakawatori | 2009-06-17 15:26 | 用語辞典
夕暮れ時。
三人のマトラン、レシェル、イクス、ログナスはツラガのいる場所へたどり着いた。
そこはジャングルと砂漠の広がる場所の中間地点にある、ツラガの家だった。

「着きましたよ」案内人のマトランは一つ会釈し、その場を離れた。
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三人はそのままツラガの元へ歩いていった。

「はじめまして、ツラガ」ログナスが挨拶した。

ツラガ「やぁ、わしはツラガ・ガネッシュじゃ。シグ・コロとタル・コロのツラガじゃ」

「早速ですが、僕たちは別の島からやって来たんですが、帰り道が分からなくて・・・」
レシェルが言うと、ツラガが驚いたように言った。

「別の島!?そんなことはかつて一度も無かった事件じゃ!詳しく聞かせてもらいたい」

ツラガは三人を奥の部屋へと連れて行った。
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部屋の奥へたどり着くと、ツラガはその場に座るよう命じた。

「ではまず聞かせてもらおう。君たちは何処から来た?」
ツラガ・ガネッシュが問う。

イクスが答える。
「僕たちはマタ・ヌイ島から来ました。たまたま祭壇に集まったら巨大な地震がおきて・・・」

「気が付いたら此処にいたんです」ログナスが加える。

「この島は一体何処なんですか?見たところマタ・ヌイ島とそっくりなんですが」
レシェルが言った。

ツラガ「そうじゃな、では一つずつ説明していこう」

ガネッシュは語り出した。

遠い昔、我らはこの地底の島「エイル・ディスト」に生を授かった。
沢山のマトランが生まれ、それぞれ独立し、6つの村が出来た。
マトラン達は6つのエレメント、炎、岩石、大地、水、氷、大気を持ち、それぞれ独立していった。
彼らは村のシンボルであり、宝を持ち、それを守るために働いていた。

勿論、マトラン達をラヒから守るため、6人のトーアが誕生した。
彼らもまた6つのエレメントを持ち、一人ずつ自分の村を守った。

しかし、マトラン達は生まれたときからこの地底の島に生きているため、他の島を知らない。


「だから君たちのような別の島から来た者は非常に珍しい存在なのじゃ」

ツラガはその後、村の状態や状況などを話した。
マトラン達もまた、マタ・ヌイ島や自分たちの生活環境について語り出した。

時間はあっという間に過ぎていき、気付けば夜になってしまった。
とはいえ、もともと地下の世界のため、基本的に暗いのだが。

ツラガ「さぁ、もう遅いから帰りなさい。今夜は冷え込むぞ?」

イクス「え、でも僕たち帰る場所なんてありませんよ・・・」

ツラガは親指を立て、にかっと笑って言った。

「グッジョブじゃ」


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結局、ツラガの家から半ば追い出されたマトラン達は、行く当てを探していた。

レシェル「これからどうする?」

ログナス「どうするって・・・どこも行くところないしね」

イクス「そろそろ冷えてきたね。村を探して誰かの家に泊めてもらおう」



かすかに光の見える方角へ歩いていくマトラン。
しかし、彼らの背後に何者かの影が・・・
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イクスが後ろを振り返ると、巨大な怪物がこちらを見て笑っている。
「なんだこいつは!」イクスが叫ぶ。

怪物は四本の腕を振り回し、マトランに襲いかかってきた。

「やばい!逃げろ!!!」レシェルが言った。

「お前達は俺様の獲物だ!」怪物が怒鳴る。
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怪物はイクスとログナスを捕まえる。

ログナス「ギャアァ!!!」

イクスは怪物に問う。
「お前は何者だ!?なんのために僕たちを狙うんだ!?」

怪物は答えた。
「冥土の土産に教えてやろう。お前達、この前の時空の歪みでこの島に来たマトランだろ?」

レシェル「何故それを・・・?」

「その時にオレ達マクータ族も、この島にやってきたのさ。オレ達のボスの命令だよ!」
怪物は唸るような声で言う。

「オレの目的はお前達を始末する事じゃない。この島を乗っ取るのさ!」


ログナス「そんな大事なことを僕たちに教えるってことは・・・」


怪物はニヤリと笑い、答えた。
「ああ、勿論生きて返すつもりは無いぜ?」



怪物がイクスを絞め殺そうとした時、彼の顔面に大きな岩が直撃した。
その衝撃でイクスとログナスは解放された。

怪物「貴様・・・なにしやがった!?」

怪物の顔面に飛んできた岩は、レシェルがぶつけたものだった。
レシェル「速く逃げろ!」

三人のマトランは、近くの茂みに隠れ、無我夢中で走った。
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ログナスは自分より背の高い葉っぱが沢山生えている場所を走っていた。
しかし、急に重力が無くなったように身体が軽くなる。

「なんだ!?」

しばらくして、ログナスは地面に尻餅をついた。
どうやら崖から落ちてしまったらしい。

「いたたた・・・あ、そういえば他の二人は!?」

ログナスは辺りを見回す。
周りには隠れられそうな場所は無い。
今、さっきの怪物に見つかったら大変だ。

ログナスは歩きながら、レシェルとイクスを探していた。

「・・・。本格的にはぐれちゃったかな・・・」

相変わらず変わらない景色を歩きながら、彼はそう言った。

すると、ログナスの後ろからドサッと音がした。
彼は、二人のマトランが来たのかと思い振り返った。

しかし、その正体はさっきの怪物だった。
怪物は唸りながら言った。
「余計な手間かけさせやがって・・・」

怪物は今度こそとログナスを殺そうと歩み寄ってくる。


もうダメだ・・・。

ログナスは死を覚悟し、目を瞑った。

しかし、怪物は一向に攻撃してこない。
ログナスは恐る恐る目を開けた。
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彼の目の前には一人のトーアが立っていた。

怪物は遠くへ飛ばされている。
「あの・・・あなたは?」ログナスが訪ねた。

「くだらん話はするな。速く逃げろ!」
トーアは怪物に向かっていった。

<続く>
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# by yamakawatori | 2009-06-07 20:50
蜘蛛のラヒは大声を上げながら糸を吐いてきた。
糸を巧みに扱いイクスとレシェルを捕らえた。

イクスとレシェルは糸から出ようともがいている。

武器を持たないログナスもあっという間に捕まった。

(もう・・・食べられるんだ・・・)と3人は思った。

そのとき、槍が降ってきてラヒに刺さる。


ぐぎゃぁぁぁ!!!


ラヒは崩れ落ちていく。

崩れ落ちたラヒの後ろには白いトーアがいた。

そのトーアは糸でグルグル巻きにされた3人を担いで
無言で歩き出す。

しばらくすると村に着いた。
レ・コロによく似た村だ。

「最近はラヒが凶暴化してきている。死にたくなければおとなしくしていろ。」
と、トーアは言ってどこかに行ってしまった。

イクス「無愛想なトーアだね。」

レシェル「けど助けてくれたんだよ。感謝しなきゃ。」

ログナス「そんなことよりこれからどうする。ここもどこか分からないし。」

レシェル「ツラガに事情を話して、マタ・ヌイに帰るための船を貸してもらおう。

イクス「よし、ツラガのところに行こう。」

3人は近くにいるマトランからツラガのいる場所教えてもらいツラガに会いに行った。

怪しい影が3人の後をつけてるとも知らずに。
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# by yamakawatori | 2009-06-06 15:10
すみません、写真なしでいきます。


イクスは目を覚ました。
キニ・ヌイ寺の祭壇から落ちてどのくらいたっただろう。幸い体には大きな傷はなかった。

イクス「そうだ、他の二人は・・・!」

辺りを見回したが、二人ともいない。イクスは二人を探し始めた。
何故かは分からないが落ちる前までは太陽が出ていたのに、薄暗い。雰囲気も何故だか違う。
イクスは草むらをあさってみた。何かが手に当たった。つかみ出してみると糸のような物だった。

イクス「糸・・?ラヒでもこの近くにいるのかな・・・」

そう思ったとたん何処からか聞いた覚えのある声が聞こえてきた。ログナスとレシェルだ。
声のあった方へ向かうと、そこには二人と蜘蛛のようなラヒがいた。二人とも糸で身動きが取れない。

レシェル「うわ~!助けて~!」

ログナス「このままじゃ食べられてしまう!」

イクス(た、大変だ!)

イクスは何かあのラヒを倒せるものはないか探した。ちょうどいいところに先のとがった石と太い枝があった。
イクスはそれをさっきの糸で縛り付けて槍にした。

気づかれないようにラヒの後ろに回りこんだ。

二人「もう、だめだー!」

その時、ラヒがうめき声をあげて倒れた。イクスが槍で体を突き刺したからだった。

レシェル「た、助かった~」

レシェルはその場にへなへなと座り込んだ。
ログナスもほっとしている。

ログナス「ありがとう、イクス。もう少しで僕たちは腹の中だったよ。」

レシェル「僕からもありがとう。」

イクス「いや・・・、当然のことをしただけだよ・・」

三人の間には小さいながらも友情が芽生えていた。



ぐぐごごぉ!!!



三人「何だ!?」

さっきの蜘蛛のラヒが大声を上げていた。
こっちに向かってきた。

三人「このままじゃ・・・・・!」




続く
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# by yamakawatori | 2009-05-31 20:09
今回は画像無しです^^;
スミマセン。

ココはマタ・ヌイ島。
キニ・ヌイ寺の中心部・・・。

レシェル、イクス、ログナスは、見知らぬ祭壇にたどり着いた。
みんな初対面で、何故ここにいるのか分からない。

「・・・あれ?ここはどこだ?」
レシェルが言った。

「分からない。でも、何故かここに引きつけられてきたんだ」
次にログナスが言った。

イクス「僕はイクス。君たちは?」

マトラン達はそれぞれ自己紹介をした。

ガーマトランのレシェル
コーマトランのイクス
レーマトランのログナス

「いつまでもこんなところに居ても仕方がない。みんなそれぞれ理由があるみたいだし、帰ろう」
ログナスが帰ろうと荷物をまとめていると・・・。










ゴゴゴゴゴォ!!!!!





レシェル「なんだ!?」

急に大地震が起こった。
寺にいた三人のマトランは、瓦礫の下敷きになってしまった・・・。

それから数時間後。

イクス「みんな・・・大丈夫!?」

しばらく返事は帰ってこなかった。
イクスは周りを見渡した。

辺り一面、瓦礫の山だ。
そして、その山が一つ動き出した。

中からログナスが現れ、こう言った。
「あぁ、無事だよ。あとはレシェルだ」

イクスとログナスは、唯一瓦礫に覆われていない、祭壇の前に登っていった。
すると、反対側にレシェルが立っていた。

「なんだ、無事なら返事してくれよ」イクスが言った。

しかしレシェルの返事がない。
彼は祭壇の中をのぞき込み、ぼーっとしている。

ログナスはレシェルに、「おい、どうした?」と聞く。



「地下で・・・何か光ってる!」



すると再び余震が起き、三人のマトランは祭壇の中に落ちていき、光に包まれていった・・・。







キニ・ヌイ寺の物陰で、怪しい影が三人のマトランの行方を見つめていた・・・。

<続く>
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# by yamakawatori | 2009-05-31 10:26
レ・コロのジャングルの奥深く・・・。

「イクス」という名のコーマトランが1人歩いていた。

「はぁ~、迷った・・・。」
とため息混じりにつぶやいている。

足取りも重くなってきて、いかにも疲れているといった感じだ。

このマトランがなぜジャングルで迷っているかというと
休みを利用してハイキングに行こうとレ・コロに向かったのだが
方向オンチのせいでジャングルに入ったきり出れなくなってしまったのだ。

(今日中には出れないな)
とあきらめた気持ちで歩き続けていたら
前方から光が差し込んできた。

「やった・・・、ついに出れたぁー!」
あまりのうれしさに大声で叫んでしまった。

しかし、ジャングルから出れたものの
周りは知らない土地で知らないマトランばかりだ。

イクスは途方にくれていての仕方ないと思い、とりあえず歩き出した。

しばらく歩いていくと見覚えのある建物の元にたどり着いた。
キニ・ヌイ寺だ。

休みたかったイクスの足はキニ・ヌイ寺へと向かっていた。
キニ・ヌイ寺の中には祭壇があった。

「あれ?こんな祭壇あったけ?」
と言いつつ祭壇に向かっていった。

<続く>
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# by yamakawatori | 2009-05-30 15:02
ここはガ・コロの湖の畔・・・・

二人のマトランが歩いていた。


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「なぁ~、レシェル~。一緒に行こうぜ~。」
一人のポ・マトランが駄々をこねながら頼んでいる。

「別に・・・、そんなのには興味が無いよ。」
もう一人のガ・マトランがその頼みを断っている。


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「大体、何で興味がわかないんだよ。幽霊だぜ、幽霊。」

「幽霊なんているわけないじゃん、そんなのでまかせだよ。」

「それを証明するために行くんだろ。さあ行こ・・・・」

ジュバッ


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「!!」

マトランの首が鈍い音と共になくなっていた。
その近くにヒョロっとしたラヒのようなやつがいた。


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マトランの首を持っている・・・。

「マトランは殺して何ぼだからな。ケケケケ・・・・・」
そいつはレシェルを睨み付けてきた。
レシェルは足が震えて動けない。

(このままじゃ、・・・・・殺される!)

そう思った次の瞬間、レシェルはその場から走って逃げた。
怪物も追いかけてくる。

(逃げないと・・・・逃げないと・・)



しばらくしてレシェルは地面に倒れこんだ。やつはもう追いかけてこない。


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「はぁ・・・はぁ・・・、もう大丈夫かな・・・。」

散々逃げ回った末に辿り着いたのはキニ・ヌイ寺だった。


「あれ・・?祭壇が・・・・」


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顔を上げた目の前には祭壇が。
レシェルは知らないが、他に二人のマトランがそこにいた・・・・・。


続く
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# by yamakawatori | 2009-05-27 14:46
時は偉大なる創造主、マタ・ヌイが地上に降りたった数年後の話・・・。
マタ・ヌイ島は平和に満ちあふれていた。

マトラン達は団結し、己の義務を守り、宿命を背負い生きてきた。
仕事や勉強、遊びなどすべてが上手くいっている時代であった。
後にこの島が悪夢に包まれるとは知らずに・・・。

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オヌ・コロ村の地下深く・・・。

マトラン達はライトストーンを発掘する作業に精一杯である。
「ログナス」という名のレーマトランも、ここの仕事場で働いている。


そこに一人のマトランがやって来て、彼に声を掛けてきた。
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「お~い、ログナス。朝から働きっぱなしだろ?ちょっとは休憩しろよ」

ログナスは答えた。
「あ、はい。それじゃ上がります。ありがとう御座いました」

ログナスは梯子を登り、地上へ上がっていった。
今日の仕事のノルマは達成している。
午後はポ・コロ村にでも散歩に行こうかな・・・
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「あつ~」

真夏のマタ・ヌイ島は太陽が照りつけ、非常に暑い。
早く日陰に入ってお弁当を食べよう。

日陰でお弁当の包みを広げ、食べる準備をする。
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すると、仕事仲間のマトランがログナスの方へやってきた。

「ログナス、悪いんだけどちょっとひとっ走り行って来てくれないか?」

「任せて。どこへ?」

「キニ・ヌイ寺のライトストーンが切れちゃったらしいんだ。代わりの石を持っていってくれ」

マトランは石を手渡し、すぐに持ち場へ帰っていった。
ログナスもお弁当を素早く食べ終わると、早速キニ・ヌイ寺へ向かった。




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場所はキニ・ヌイ寺。

薄暗く、少し気味が悪い。

「はやく終わらせて帰らなきゃ」

ライトストーンが切れている場所探し、手早く作業を開始する。
普段からライトストーンを扱う作業をしている為、この手の仕事はやり慣れている。
「これで、よし・・・と」


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ログナスは仕事道具を片づけると、早速帰り道へ歩を進めた。

しかし、あるものに目がいった。
「なんだ・・・?この祭壇・・・。」

ログナスは祭壇の前で足を止めると、その方面へ歩いていった。
自分の他に、2人のマトランがいることを知らずに・・・。

<続く>
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# by yamakawatori | 2009-05-26 13:37
今回は用語辞典です。
ストーリーは次回から更新します。


エイル・ディスト
舞台の島の名前。マタ・ヌイ島の中心にあるキニ・ヌイ寺から時空の歪みによって生まれた島。
炎、岩石、大地、水、氷、大気の6つのエレメントが眠っている島。
マタ・ヌイ島とよく似た文明の発展を遂げた。
しかし、ジャングルや湖、氷山などは遠い昔の紛争で破壊されてしまった。
現在残っているのは炎、岩石、大地の村だけ。

トーア
エイル・ディストを守る6人のトーア達。
昔は各村に一人ずつのトーアが守っていたが、現在は3つのエリアを2人組で守っている。

マトラン
エイル・ディストに住むマトラン達。
偉大なるマタ・ヌイとよく似た発展をした島を作ってきた。
6つの村に別れて住んでいる。

ツラガ
エイル・ディストに住んでいる長老。
3人のツラガがいる。2つの村をまとめて統治している。
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# by yamakawatori | 2009-05-25 17:19 | 用語辞典
初めまして。
総合管理人のわたりどりで御座います。

この度は「かわちゃん」「やまちゃん」「わたりどり」の三人でリレーストをさせて頂きます。
その中で(勝手に)総合管理人に任命されましたので宜しくお願いします。

まずは管理人達の自己紹介から始めさせて頂きます。
(次回は用語辞典の予定です)

管理人:わたりどり
性別:男
年齢:16歳
担当:総合管理人
一言:総合管理人を担当させて頂くわたりどりです。宜しくお願いします。

管理人:かわちゃん
性別:男
年齢:13歳
担当:下っ端管理人
一言:2人の迷惑にならないようにがんばります。宜しくお願いします。

管理人:やまちゃん
性別:男
年齢:13歳
担当:ビジュアル系管理人!
一言:ビジュアル系かどうかは置いといて、やまちゃんです。宜しくお願いします。
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# by yamakawatori | 2009-05-25 15:27